中国語会話をマスターするには基本的な文法は必要不可欠ですが、中国語の文法はそれほど複雑ではありません。また、漢字が共通のため日本人にはイメージが湧きやすい、という利点もあります。ここでは、そんな中国語の特徴をご紹介します。
1.主語+述語+目的語という語順は英語と同じです。
しかし、時制に関しては、英語よりもずっと簡単です。
たとえば、他看??(彼はテレビを見る)
他昨天看??(彼は昨日テレビを見た)
このように、過去のことを言う場合には、具体的な時間を主語の前または後ろに置けばよいのです。
2.形容詞にbe動詞は使いません。
たとえば、?很漂亮(彼女はとてもきれいだ)
我很累(私はとても疲れた)
このように、形容詞が直接述語になります。そのため、次のような文は普通使いません。
?是很漂亮 是:~は・・・だ
我是很累
3.中国語には補語が多く存在します。
たとえば、我看?(私は見て分かる)
我听?(私は聞いて分かる)
我吃?了(私はお腹がいっぱいになった→食べてお腹がいっぱいになる)
我?死了(私はお腹が空きすぎだ→お腹が空いて死にそう)
このようなものです。
動詞の結果を表すもの、程度を表すものなど、補語にはいろいろな種類があります。これらを使いこなせるようになると、中国語会話の幅がぐんと広がります。
これらの文法を身につけるには、実際に中国語が使われる環境に身を置くことが一番です。ランゲッジ・ヴィレッジの2週間短期中国語合宿「中国語超特急コース」では、それを実際に体験していただけます。実際に中国語を聞く・喋ることが成長の早道になるでしょう。